田澤とジグラーの加入で“スーパーブルペン”完成 マーリンズ補強の狙いとは

ヒル強化担当責任者は大きな自信「今オフ獲得選手は全員フィットする」

 タイプこそ違えど、田澤とジグラーは両者ともに「本拠球場での成功」が期待できる投手。マーリンズ首脳陣が目指す狙い通りの補強ができたと言えそうだ。ヒル強化担当責任者も「今オフに獲得した選手は全員、我がチームにフィットするだけではなく、本拠地でも活躍できると信じている」と、補強に大きな自信を伺わせているという。

 マーリンズでは、昨季40セーブを挙げた球宴投手AJ・ラモスが守護神を務めるため、田澤とジグラーはセットアッパーを任されることになりそうだ。加えて、昨季同じくセットアッパーを担ったデービッド・フェルプス投手とカイル・ベアクロー投手も控えており、チームとしては近年にない層の厚いブルペン陣が誕生。近年は強力救援陣を持つチームがワールドシリーズを制覇する傾向があるだけに、“スーパーブルペン”を形成したマーリンズは悲願に向けて着実に準備を進めていると言えそうだ。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY