阪神ドラ5糸原が“プロ初ノック”で軽快な動き ドラ1大山は快音響かせる
合同自主トレ第2クールで実戦向けの練習開始
阪神の新人合同自主トレ第2クールが12日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場でスタートした。第1クールはランニングなど体力強化のメニューが大半だったが、この日からはノック、マシン打撃など実戦向けの練習が加わった。
キャッチボールを終えた8人のルーキーたちが内野グラウンドに姿を見せると虎党の歓声が飛んだ。最年長のドラフト5位・糸原健斗内野手(JX-ENEOS)が先陣を切って“プロ入り初ノック”。本拠地・甲子園と同じ黒土が敷き詰められたグラウンドで軽快な動きを見せた。
糸原は「感触を確かめる練習ができた。ふかふかでしたね。年齢も一番上なので先頭に立って声を出すように心掛けた」と笑顔。同1位の大山悠輔内野手(白鴎大)も「守備は正直まだまだ自信がないので。これからレベルアップしていきたい。大学時代はほとんど人工芝だったので土のグラウンドで受ける機会はなかった。甲子園は目指すべきところなのでしっかり対応していきたい」と意気込みを口にした。
室内練習場に移動すると入寮後初めてマシン打撃を行い快音を響かせた。強打の内野手として首脳陣から期待が掛かる大山は「前から来るボールを打ったのは久しぶり。タイミング、インパクトに少しズレがあったのでしっかり振り込んでいきたい」と感触を確かめるようにバットを振り込んだ。今後は徐々にピッチを上げていき、2月1日から始まる春季キャンプに照準を合わせていく。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count