引退から7年、元サイ・ヤング賞右腕ガニエがWBCで衝撃の現役復帰へ

デンプスターと共にカナダ代表で現役復帰、地元メディアが伝える

 2003年に抑え投手としてサイ・ヤング賞を受賞し、10年に現役引退を宣言していた元ドジャースの右腕、エリック・ガニエ投手が3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のカナダ代表として衝撃の現役復帰を果たすと地元メディアが報じた。カナダテレビ局「スポーツネット」電子版が伝えている。

 第4回WBCの1次リーグでプールCに入り、初優勝を狙う米国、前回王者のドミニカ共和国、コロンビアと同組となったカナダ。3月9日のドミニカ共和国戦で初戦を迎える同国にはかつての名手が加わる方向だという。記事では、03年のサイ・ヤング賞投手の41歳ガニエと、2013年にレッドソックスでワールドシリーズ優勝を経験し、14年に現役引退を発表していた39歳のライアン・デンプスター投手がロースターに加わると伝えている。

 1999年にドジャースでメジャーデビューしたガニエはメジャー通算187セーブをマーク。2003年シーズンには77試合に登板し、2勝3敗55セーブ、防御率1.20と活躍した。同シーズンは最多セーブ、最優秀救援投手などのタイトルを手にし、サイ・ヤング賞にも輝いた。

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