侍ジャパン大谷はWBCでも二刀流! 小久保監督「野手としてはDH、代打」

昨季は史上初の投手&指名打者でベストナイン受賞

 第一には本職の投手として期待している。

「まずは先発で与えられてイニング、自分が投げきれるイニングを行って欲しい、抑えてほしいという思いだけですね」と語り、大谷がエースかと問われると「エースは周りが決めることですから。菅野といういいピッチャーもいますからね」と話した。

 大谷は昨季、投手として日本プロ野球史上最速の165キロを叩き出し、3年連続の2桁10勝をマーク。打っても打率.322で22本塁打を記録し、史上初の投手&指名打者の2部門でベストナインを受賞した。昨年11月の強化試合でも東京ドームの天井直撃の衝撃二塁打を放ち、ファンを驚かせた。

「とにかく勝ちたい。優勝したい」。WBCへ向け、こう決意を語り「(ポジションは)使ってもらえるなら、どこでも」と意気込みを見せていた大谷。最速165キロの剛球で強打者をねじ伏せ、バットで各国の好投手を打ち砕く。その二刀流を世界一を争う舞台でやってのける。日本中のファンの希望が膨らむ夢物語が、WBCで見られそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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