“確定”ロペスのみ DeNA助っ人争いは例年以上にハイレベル

春季キャンプは6選手とも1軍帯同

 抑え候補のパットンは昨季まで主に3Aでクローザーを任され、ここ3年間で40セーブを挙げている。守護神の山崎康が昨夏に不振を極めたこともあり、チームは両者で争わせる方針だ。

 野手ではアウディ・シリアコ内野手が加入。正三塁手候補の右のパワーヒッターで、昨年10月の入団テストではベイスターズ球場で左翼へ場外弾を放つなど、関係者を驚かせた。昨季は独立リーグの石川でプレーしており、日本の野球を知っているのは強みだ。

 二、三塁を守れるエリアンは小技や守備でチームを助けるタイプ。長距離砲ではないが、試合を決める一発など勝負強さも光る。何より情報、生活面においても昨季、DeNAでプレーしている経験はアドバンテージだ。

 2月1日からの春季キャンプは6選手とも1軍(沖縄・宜野湾)に帯同する。全員がレギュラークラスの実力を持つ。例年にないハイレベルな争いが予想される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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