ソフトバンクが新人工芝導入、内野防球ネットの張り替えを発表

施設リニューアルを実施、限りなく天然芝に近いフィールドコンディションを実現

 ソフトバンクは31日、ヤフオクドームの施設リニューアルについて発表。新しい人工芝を導入し、内野防球ネットの張り替えを行うことになった。

 これまで敷設されていた人工芝は、限りなく天然芝に近い人工芝「フィールドターフOSI」。2009年に敷設され、8年が経過したため、改良を加えてアップグレードした新しい人工芝「フィールドターフHD」に入れ替えを行ったという。

「フィールドターフHD」は、激しいプレーにも千切れず抜けにくいパイル強度(人工芝の葉の部分)や、重量物が往来するイベント時にも人工芝シートが乱さない従来品の特徴を保ちながら、限りなく天然芝に近いフィールドコンディションを実現。インプレー中のボールの安定した転がりと、適度のバウンド性や高められた衝撃吸収性により、選手の足腰への負担の軽減と走塁時の足首の捻挫などの事故を防ぎ、守備で飛び込んで打球処理を行う際の強いブレーキの減少など、優れた運動性能を発揮するという。

 また、内野防球ネットについては、8年設置したネットの老朽化対策、安全性の向上、ネット支柱による臨場感を損なわない視認性の向上を目的として、ネット取付方法を支柱設置から、ワイヤー吊り下げ式設置(支柱レス)へと変更。バックネットを除く一、三塁側の内野防球ネットの張り替えを行うと発表した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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