大谷翔平の投手辞退に落胆の声「ファン大打撃」「真のオオタニ体験はお預け」

大谷の投手辞退は海外でも波紋

 日本ハムの大谷翔平投手が投手としてのWBC出場を断念したというニュースを受け、米国をはじめとする海外でも波紋が広がっている。

 カナダテレビ局「スポーツネット」電子版は二刀流右腕について「北アメリカ外で最高のMLB有望株」と紹介した上で「全てのケガは本質的に不幸なものだが、オオタニのプレーをYouTubeでしか見られず、彼とメジャー・リーグ選手との対戦をほとんど見たことのない北アメリカのファンにとってはそれ以上の打撃となった」とレポート。「若き天才が世界最高の選手たち相手に何ができるか見るごく少ないチャンスだった」と投手辞退を惜しんでいる。

 また米ヤフースポーツも「このニュースは日本チームだけでなく、大会最高のエキサイティング・プレイヤーの一人を垣間見たいと考えていたファンにとっても大打撃」と伝え、「もしオオタニが大会に打者として登場したとしても、このニュースに落胆せずにはいられない」とレポート。「打席に立つオオタニも十分楽しめるものの、ファンの望む真のオオタニ体験はお預けとなった」とも報じている。

 大谷の投手辞退を受けて、本大会への戦略を再考せざるを得なくなった侍ジャパン小久保監督。22歳を打者として起用するのか、それともメンバーを組み直すのか。今後の動向が注目される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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