ソフトB松坂が打撃投手で63球「気付いたこともあった」とブルペン追加
B組の若手野手6人相手に登板「自分の思っている範囲内」
ソフトバンク・松坂大輔投手が3日、B組で打撃投手を務め、若手野手6人に対して63球を投じた。
B組が使う第二野球場、三塁側ベンチ前にカメラの行列ができる中、背番号18はゆっくりとマウンドに立った。2年目の川瀬晃、茶谷健太、黒瀬健太ら若手野手6人を相手に、カーブなどの変化球を交えながら63球。
登板後、松坂は「バッターに投げることで今の自分の状態を確かめたかった」と目的を説明し、この日の投球については「自分の思っている範囲内」と語った。
「バッターに投げる中で、発見というか気付いたこともあった。次、いつ投げるのかわからないが、それまでに気付いた部分をしっかりと修正したい」
打撃投手として登板した直後に、A組ブルペンに直行。途中からは「カメラはもういいでしょ」と、報道陣をシャットアウトし、より集中できる環境で投げ込みを続けた。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura