ソフトB松坂が今キャンプ最多の239球! マメの不安一掃、熱投1時間半

第2クール初日からエンジン全開、ワインドアップ交え全球種を投じる

 ソフトバンクの松坂大輔投手が、宮崎キャンプ第2クール初日の7日、ブルペンで239球の熱投を見せた。第1クール最終日の5日は右中指にできたマメを考慮してノースロー調整となっていたが、休日を挟んでいきなりエンジン全開となった。

 この日は、昨年のプエルトリコでのウインターリーグから取り組んでいるノーワインドアップではなく、ワインドアップで投球練習を行った。まずワインドアップで32球を投じると、セットポジションに変えて161球。最後は再びワインドアップに戻して46球。カーブ、スライダー、チェンジアップ、シュートの全球種を投じ、約1時間半の熱投が終了した。

 松坂は3日にフリー打撃の打撃投手として63球を投げ、その後もブルペンで投球練習を行うなど計161球。4日も連投でブルペン入りし、135球を投じて2日で計296球を投げ、5日はノースローとなっていた。

 休み明けで今キャンプ最多の239球を投げ、マメの不安も一掃。3年契約最終年で復活に燃えるベテラン右腕が、ハイペース調整を続けている。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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