昨季本塁打王はNPB入り消滅 カーターがヤンキースと1年契約で合意
一時は「日本行き」報道のカーターがヤンキースと契約合意、米記者が伝える
今オフにブルワーズからフリーエージェント(FA)となった昨季41本塁打でナ・リーグ本塁打王のクリス・カーターがヤンキースと1年300万ドル(約3億3600万円)で合意したと複数の地元記者が伝えた。米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者らがツイッターで速報した。
同記者によると、契約には300万ドルの年俸に加え、50万ドル(約5600万円)のサイニング・ボーナスも盛り込まれている。また250、300、350、400、450打席ごとに10万ドル(約1120万円)の出来高も設定されているという。
同選手に関しては契約するデーブ・ステュワート代理人が地元メディアにNPB球団からオファーがあることを明かし、日本行きを検討するとしていたが、本人はメジャー残留の希望を示していた。
MLB公式サイトもツイッターで今回の合意を速報。「ヤンキースの一塁手は、これまで若手のグレッグ・バード、タイラー・オースティンがキャンプで定位置争うと見られていたが、そこに選択肢として加わることになる」と伝えている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count