優勝候補ドミニカに影響は? ヤンキースの新星サンチェスがWBC欠場を表明

野手だけでなく投手にもスター選手を揃えるドミニカ

 24歳のサンチェスは昨年8月からヤンキースの正捕手に定着。53試合出場で打率.299、20本塁打、42打点と活躍し、ほぼシーズン後半のみの出場ながら新人王投票で2位に入った。ヤンキースはオフにブライアン・マッキャン捕手をトレードでアストロズに放出。サンチェスは今季、チームの中心選手の一人として期待されている。

 前回大会優勝のドミニカ共和国は、外野にネルソン・クルーズ(マリナーズ)、スターリン・マルテ(パイレーツ)、グレガー・ポランコ(パイレーツ)、マルセル・オズナ(マーリンズ)、ホセ・バティスタ(ブルージェイズ)ら、内野にはロビンソン・カノ(マリナーズ)、マニー・マチャド(オリオールズ)、エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)、ホセ・レイエス(メッツ)、ハンリー・ラミレス(レッドソックス)らスター選手を集めた。

 さらに、先発投手としてジョニー・クエト(ジャイアンツ)、カルロス・マルティネス(カージナルス)、エディソン・ボルケス(マーリンズ)、アレックス・レイエス(カージナルス)も招集。救援にデリン・ベタンセス(ヤンキース)、アレックス・コロメ(レイズ)も揃え、今大会も優勝候補最有力と見られている。レギュラー捕手を務めると見られていたサンチェスが不在となり、どのような影響が出るだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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