イチロー所属マーリンズが1800億円で売却か 身売りの“口約束”、米誌報じる

複数の米メディアが身売りの動きを報道

 イチロー外野手、田澤純一投手が所属するマーリンズが球団の売却に動いていると米複数メディアが報じた。米経済誌「フォーブス」電子版はマーリンズが16億ドル(約1800億円)でチームを売却する“口約束を交わした”とレポート。ESPNや地元紙マイアミ・ヘラルド電子版なども続々と報じた。

 昨年末にも米メディアの持ち上がったマーリンズの身売り話が本格化してきた。フォーブスは2つの情報源からマーリンズのデビッド・サムソン球団社長が16億ドルでチームの売却に“握手”するとレポート。売却先の候補としてニューヨークに拠点を置く不動産開発業者を挙げている。またESPNは複数のソースから、トランプ大統領の娘のイヴァンカ・トランプの義理の父にあたるチャールズ・クシュナーがマーリンズ買収グループに名を連ねていると伝えた。

 一方、米FOXスポーツの敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏は自身のフェイスブックでチャールズ・クシュナーの動きを伝える一方、「MLBのルールでは球団買収に関するいかなる話し合いもコミッショナーに報告しなければならないが、MLBからの公式発表によると、現状、直接的にも間接的にもチャールズ・クシュナーが参画しているということを報告されていない」と報告している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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