2年連続開催の「パ・リーグダンスフェスティバル」 球団スタッフが語る舞台裏

初開催の昨年は大成功、「必然」の2年連続開催も様々な障害や苦労が…

 1月8日と9日の2日間、大阪市のオリックス劇場で「パ・リーグダンスフェスティバル2016-2017」が開催された。このイベントは昨年が球界初の開催となり、これまでにない取り組みということもあってか、大きな注目を集めた。そして多方面からの注目が集まる中、イベントは大成功を収め、「必然」ともいえる形で今年も「パ・リーグダンスフェスティバル」の開催が決まった。

 そもそも、なぜこのイベントが始まったのかについて、オリックス野球クラブ株式会社の企画事業部企画グループ長・緒方貴弘氏は「球団が単独で行うのではなく、リーグなど、球団間で協力して一緒にできるイベントを実施したいと思ったことから検討を開始しました」と語る。

「特にシーズン中はPLM(パシフィックリーグマーケティング)を中心に親子ヒーロープロジェクトなどのイベントを行っていますが、オフシーズンについてはイベントがほとんどない状況であり、オフシーズンもお客様に喜んでいただけるイベントを検討しました。最終的なイベントとして決まった経緯については、各球団のチアやダンスパフォーマンスの価値が向上し、お客様に支持していただける存在になってきたため、パ・リーグダンスフェスティバルとして実施することになりました」と緒方氏は続けた。

 このダンスフェスティバル実現の背景には緒方氏が語った「オフシーズンもお客様に喜んでいただく」という明確な理由が存在した。

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