マリナーズ岩隈がオフの積極補強に大感謝「内外野揃って素晴らしい守備」

ゴロを打たせてアウトを取るスタイル

 2001年以来16年ぶりのプレーオフ進出を狙うマリナーズは、オフに10度を超えるトレードで30人超の選手を動かすなどし、積極的補強に乗り出した。特に、野手はスピードと守備に重点を置き、ロイヤルズからジャロッド・ダイソン外野手、ダイヤモンドバックスからジーン・セグラ内野手とミッチ・ハニガー外野手を獲得。ロビンソン・カノ内野手やネルソン・クルーズ外野手の持つパワーに機動力を加えた。

 この補強に大感謝しているのが、メジャー6年目のシーズンを迎える岩隈久志投手だ。球団公式サイトによると、昨季16勝を挙げた右腕は「自分の立場から見ると、(この補強は)大きいです」と話したそうだ。

 岩隈と言えば、自身も「守備に頼るタイプ」と話すように、ツーシームやスプリットを駆使しながらゴロを打たせてアウトを取るタイプの投手だ。記事によれば「自分はみんなで試合を作り上げていくタイプ。守備に頼るタイプ。今年のチームは内外野揃って素晴らしい守備。楽しみです。スピードにはスランプはないし、機動力が増せば自分にとっても後押しになる」と通訳を介して話し、2017シーズンを戦う新チームの戦力に大満足の様子だったという。

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