ソフトB田中正義、紅白戦で再び課題露呈…2回1失点も制球大荒れ
2回41球中21球がボール
ソフトバンクのドラフト1位ルーキー・田中正義投手が、宮崎キャンプ第5クール最終日の23日、2度目の実戦登板となる紅白戦に先発した。2イニングを投げて、4つの四球を与えるなど、制球は大荒れ。1安打1失点だったものの、苦しい投球だった。
初回、先頭の中村晃を四球で歩かせると、1死一塁から福田秀平に四球。カイル・ジェンセンはフォークで空振り三振に取ったが、明石健志にこの回3つ目の四球で2死満塁。最後は塚田正義を見逃し三振に切って、無失点で切り抜けたが、ピンチを招いた。
続く2回も先頭の牧原大成に四球を与えると、盗塁と釜元豪の犠打で1死三塁とされ、山下斐紹の右前適時打で1点を失った。2回で41球を投げ、半数を超える21球がボールと、課題だった制球が、またしても露呈してしまった。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani