2017年初戦は黒星も…世界一へ向け、チームを束ねる小久保監督の“気遣い”

ソフトバンクに完敗も、前日の決起集会では焼酎を持って選手と語り合った指揮官

 3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて宮崎で強化合宿を行っている野球日本代表「侍ジャパン」は25日、「2017 侍ジャパンオープニングマッチ」(KIRISHIMAサンマリン宮崎)でソフトバンクと対戦し、0-2で敗れた。打線が沈黙し、WBCへ向けた5試合のテストマッチ初戦は黒星スタート。小久保裕紀監督は、チームを束ねるため努力を続けている。

 打線は4安打に終わり、千賀と松井がそれぞれ1失点で敗戦。投手陣にはまずまずの手応えを感じる内容だったものの、2017年の“初陣”は完敗に終わった。小久保監督は「投手陣に関しては、松井は本来(の調子)ではなかったが、それ以外はある程度思ったところに投げられていた」としつつ、打線については「(4安打の)菊池1人ですね」と淡々と振り返った。

 3月7日のWBC初戦・キューバ戦まで残り10日。黒星スタートとなったが、強化試合はまだ4試合残されている。選手の状態を上げていくのはもちんのこと、チームの結束を強めることも必要になってくる。

 この試合の前日、侍ジャパンは選手、監督、コーチ、打撃投手、ブルペン捕手の“ユニホーム組”が参加し、決起集会を開催。小久保監督は「盛り上がりすぎないように、あえて(練習試合)前日にしました」と冗談交じりに話しつつ、「すべてのテーブルを回りました」と明かした。指揮官自ら焼酎を手に持って、選手とコミュニケーションを図ったという。そこでチーム内の雰囲気を肌で感じた。

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