宮崎に衝撃! ソフトB育成出身右腕が155キロマーク 自己最速2キロ更新

石川柊太、楽天戦で初球から自己最速更新に球場どよめき…2回パーフェクト

 ソフトバンクの石川柊太投手が、スタジアムに衝撃を与えた。28日の「球春みやざきベースボールゲームズ」楽天戦(アイビー)に3番手で登板すると、2回をパーフェクト投球。球場内の球速表示で、これまでの自己最速を2キロ更新する155キロをマークするなど、圧巻の投球を見せた。

 7回からマウンドに上がった右腕。阿部俊人に投じた初球に、球場全体がどよめいた。真っすぐは球場計時で154キロ。これまで153キロだった最速をいきなり更新。この回を遊飛、左飛、三邪飛と3者凡退に切って取った。

 2イニング目となった8回は内田靖人を147キロの真っすぐで空振り三振、福田将儀を二直に取り、簡単に二死を奪う。北川倫太郎への3球目、ファールとなった真っすぐは、さらに自己最速を更新する155キロ。再び球場全体がどよめいた。最後は150キロのストレートで空振り三振を奪った。

 昨季、育成選手から支配下契約を勝ち取った石川。27日までの宮崎キャンプではA組に抜擢。この日の投球は、開幕1軍へ強烈なアピールとなったはずだ。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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