2連敗の中の光明―2試合連続3安打の侍・菊池「みんなも上がると信じてる」

2点三塁打など気を吐く、左手への死球も「全然問題ないです」

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む野球日本代表「侍ジャパン」は28日、壮行試合(ヤフオクドーム)で台湾リーグ選抜と対戦。投手陣が17安打を浴びて8失点と打ち込まれ、5-8で敗れた。

 25日の練習試合・ソフトバンク戦に続いて2連敗と本番へ向けて暗雲が漂う中、気を吐いているのが菊池涼介内野手だ。2点三塁打を放つなど、2試合連続の3安打。守備でも軽快な動きを見せた。

 試合後には「(好調の)要因は分からないけど、キャンプでしっかり準備してきたのが結果につながっている」と“自己分析”。第2打席では胸元への死球で左手にボールが当たり、ヒヤリとさせられたが、「全然問題ないです」と話した。

 7日のWBC初戦・キューバ戦(東京ドーム)へ向けて、残された強化試合は3試合。小久保監督は「調子のいい選手は落とさず、悪い選手は上げていくだけ」と話したが、菊池も「(調子を)落とさないようにしっかり練習して、僕もみんな(の調子)が上がってくれると信じてます」と話した。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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