ソフトB、実戦が中止 開始予定時刻に雨上がるも監督「怪我を考えると…」

斗山戦に和田らベテラン勢登板予定も組み直し、指揮官「明日も中止になったら…」

 ソフトバンクの工藤公康監督が、貴重な実戦機会が雨で流れたことを残念がった。1日に予定されていた「球春みやざきベースボールゲームズ」斗山ベアーズ戦はシートノック終了後に雨足が強まり、中止に。開始予定時間の午後1時が過ぎた頃に雨は上がったが、「試合ができなかったのは残念だけど、無理してやって怪我が起こったりすることを考えると、強行はできなかった」と指揮官は理解を求めた。

 この日は開幕投手に決まっている和田毅投手や、開幕ローテ入りを狙う攝津正投手、五十嵐亮太投手らベテラン勢が登板予定だったが、登板予定は組み直しに。「明日(2日)も中止になったりしたら、大幅に変わることになるけど、1試合だけだから、編成はできると思う。(今日投げる投手は)明日にズレ込む」とし、和田らは2日のロッテ戦(アイビー)にスライド登板することになった。

「走ることができたし、室内で打つこともできた。これが明日につながれば、と思っています」と雨天中止をポジティブに捉えていた。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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