侍の2番手・石川は3回3安打1失点、6三振を奪う好投 淡々と打者を抑え込む

3イニング目に1失点も好投、7日のWBC初戦のキューバ戦先発が濃厚

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は1日、壮行試合(ヤフオクドーム)で台湾リーグ選抜と対戦。先発・菅野智之投手(巨人)の後を継いで2番手で登板した石川歩投手(ロッテ)は3回3安打1失点6奪三振と好投した。

 3点リードの5回から登板。先頭打者にいきなりヒットを許したが、2者連続空振り三振。さらに続く打者も遊ゴロに打ち取り無失点に抑えた。

 その後もシンカーやカーブを巧みに操り、淡々と打者を打ち取っていく。6回は先頭の“4割打者”ワン・ブォロンに四球を与えるも、ここから3者連続三振。7回の先頭打者も三振で4者連続三振とした。

 しかし、2死となってから、9番打者にレフトフェンス直撃のシングルヒットを許す。さらに、ここまで2安打の1番チェン・ジェシェンには左中間への二塁打を浴び、1失点を喫した。なおも2死二塁のピンチだったが、最後は遊ゴロ。3イニング目に1点を失ったものの、上々の内容でマウンドを降りた。

 3回を投げて3安打1失点6奪三振1四球。球数は59球だった。石川はWBC初戦の7日・キューバ戦(東京ドーム)での先発が予想されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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