山田哲人が“侍J1号”の先頭打者弾 状態上向き「東京ドームで暴れたい」

「心を一つにして世界一をつかみ取りたい」

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は1日、壮行試合(ヤフオクドーム)で台湾リーグ選抜と対戦し、1番の山田哲人内野手が先頭打者ホームランを放った。チームを勢いづける一発に「ここ最近、自分として感覚がよくなっていた。それが結果に出てよかった」と笑みをこぼした。

 2月25日の練習試合・ソフトバンク戦、同28日の台湾リーグ選抜戦と2試合連続DHで出場していた山田は、この試合で初めて二塁で先発。初回、先頭で打席に入ると、1ストライクから台湾リーグ選抜の先発右腕ジョン・カイウェンの141キロを左中間のホームランテラスに運んだ。

 この日は5打数1安打1本塁打1打点1四球。9-1と勝利した試合後は「普段DHというポジションなかなかやってない。セカンドを守ったほうがリズムよく打席に入れた」と振り返り、「ホント、感覚的なものなんですけどしっくりきている。残りの試合で自分のコンディションをマックスにして東京ドームで暴れたい」と宣言。「期待に応えられるように、心を一つにして世界一をつかみ取りたい」と本番を見据えた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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