過去WBCで侍Jにスター誕生、米メディア「これは再び起こる」 必見に6選手

4強進出有力との評価、米メディアが注目する6選手

 3月6日に開幕を迎える第4回WBC。2大会ぶり3度目の優勝を目指す侍ジャパンに関して、米メディアが必見の6選手を特集している。米メディア「ファンラグ・スポーツ」が特集している。

 記事ではメジャーで知られている選手はアストロズに所属する青木宣親外野手だけで、注目を浴びていた二刀流右腕・大谷翔平(日本ハム)も欠場となったことを紹介。一方で、優勝した2006年の第1回大会、2009年の第2回大会で松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大、岩隈久志、前田健太といった“日本球界のスター選手”が国際的な知名度を挙げたことに触れ、「この事象は再び起こると予想されている」と、ダルビッシュ、田中らに続く国際的なスター選手が誕生する可能性を伝えている。

 今回の特集では「20人程度存在するNPBのスター選手」の中から、その候補ととして6人の侍を選出。山田哲人内野手(ヤクルト)を筆頭に菅野智之投手(巨人)、中田翔内野手(日本ハム)、坂本勇人内野手(巨人)、鈴木誠也外野手(広島)、則本昂大投手(楽天)を必見選手として紹介している。

 また侍ジャパンについては「アジアの2つのプールの中で最強の戦力を擁している上に、チームジャパンは1次ラウンド、2次ラウンドでホームのアドバンテージを持っている。4大会連続の準決勝進出は予想されており、3度目の優勝の可能性もある」と言及。4大会連続の4強進出は有力であり、優勝候補の一角としている。

 侍ジャパンは1次ラウンドB組でキューバ、オーストラリア、中国と対戦。勝ち上がった場合は2次ラウンドで韓国、オランダなどの強豪と対戦する可能性がある。米国で行われる決勝ラウンドにたどり着くことも険しい道のり。まずは7日のキューバ戦に勝って勢いに乗れるか。日本が誇るトップ選手たちが国際大会でその実力を発揮すれば、V奪還も近づくはずだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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