侍J中田が目覚めの一発 阪神メンデスから左翼席へ特大アーチ

侍合流後はわずか1安打、復調期待された中田が一発

 7日から始まる第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は3日、「アサヒスーパードライ プレゼンツ 侍ジャパン壮行試合」(京セラドーム)で阪神と対戦。3点を追う7回、打撃の調子が低迷していた中田翔内野手(日本ハム)に待望の一発が飛び出した。

 中田が目覚めた。3点を追う7回2死。阪神3番手メンデスの2球目内角球をバットで捉えると、打球は大きな弧を描きながら左翼席へ飛び込んだ。

 侍ジャパンは2月23日から強化合宿をスタートさせたが、これまで中田の打棒は冷えたまま。強化試合など実戦3戦でわずか1安打にとどまっていた。小久保裕紀監督は「彼が打ってくれないと」とハッパを掛けていたが、実戦4試合目にして、ようやく期待に応えられた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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