ソフトバンク今季1号! “初男”の21歳・上林、逆方向へ鮮烈3ラン

ヤクルト戦で勝ち越し3ラン…紅白戦でもチームの実戦“初”アーチ

 ソフトバンクにとって待望の一発が飛び出した。期待の若手の上林誠知外野手が、5日のヤクルトとのオープン戦(北九州)で、今季のチーム対外試合第1号を放った。

 6回の第3打席だった。2死一、三塁で巡ってきた打席。カウント3ボール2ストライクからの8球目。ヤクルトの平井が投じた外角高めの真っすぐをとらえた。快音を残した打球は逆方向へと飛び、左翼スタンドへと飛び込んだ。勝ち越しの3ランとなった。

 外野手の定位置を争う上林。この日の2打席目までは空振り三振、そして二ゴロ併殺と良いところがなかったが、3度目の打席で大きなアピールとなった。紅白戦でもチームの今季実戦初アーチを放っており、オフのトレーニングでアップしたパワーを発揮した。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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