ソフトB18歳右腕“飛び級延長” 初登板1回1失点も…監督「直球に力あった」
2軍登板ゼロの小澤がオープン戦で1軍デビュー「めっちゃ緊張した」
ソフトバンクの昨季のドラフト2位・小澤怜史投手が“1軍デビュー”を果たした。5日のヤクルトとのオープン戦(北九州)。先発した東浜巨投手の後を受け、2番手として5回からマウンドに上がると、1イニングを投げ、2安打1四球1失点の内容だった。
「めっちゃ緊張しました。腕は思ったより振れましたけど、コントロールを気にしすぎました」
先頭の谷内に対しての初球。143キロのストレートで見逃しのストライクを奪うと、追い込んでから146キロの直球で右飛に切った。だが、続く大引にはストライクが入らず、ストレートの四球。坂口に右前安打、鵜久森に中前安打と甘く入った球を連打され、1点を失った。その後は雄平を中飛、畠山を遊飛。1失点で初めての1軍のマウンドを降りた。
静岡の日大三島高から15年のドラフト2位で入団。同期のドラ1・高橋純平投手が注目を集めたが、小澤の高校時代の最速は152キロ。甲子園出場経験はなかったが、潜在能力を高く評価されてきた。