韓国、WBC開幕戦で本戦初出場イスラエルに敗れる波乱 2大会連続1次R敗退危機
延長10回に競り負ける
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準優勝経験もある韓国は6日、韓国・高尺スカイドームで行われた第4回大会開幕戦、1次ラウンドA組イスラエル戦で延長10回の末に1-2で敗れた。A組には強豪オランダらも入っており、2大会連続の1次ラウンド敗退の可能性も出てきた。
この日は2回に先発チャン・ウォンジュンが2死満塁から押し出し四球で先制点を献上。打線も相手先発のメジャー124勝右腕J・マーキーの前に3回を無得点に封じられるなど、4回までスコアボードに「0」が並んだ。
5回には1死一、二塁から2番ソ・ゴンチャンがレフトへタイムリーをマークし、同点としたものの、その後は決定打が出ず。元阪神のオ・スンファンら救援陣も踏ん張り、1-1と均衡した状況が続いたが、延長10回にイム・チャンヨンがS・バーチャムにタイムリー内野安打を浴び、競り負けた。
WBC常連国が初出場イスラエルに敗れる波乱。ただ、イスラエルはメジャー経験豊富な選手を擁しており、“台風の目”となる可能性もあった。A組は強豪オランダ、台湾も虎視眈々と2次ラウンド進出を狙う。韓国は前回1次ラウンドで大会を去っており、2大会連続で敗退となる危機に立たされた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count