キューバ先発バノスが5回途中までパーフェクト投球! 中国打線を封じる
日本戦での先発を噂された長身右腕が5回1安打無四球無失点の快投
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で7日に野球日本代表「侍ジャパン」に敗れたキューバは8日、東京ドームで中国と対戦。日本戦での先発が噂されていた先発バノスが、5回1死までノーヒットノーランの快投で中国を圧倒した。
初回から中国を寄せ付けなかった。先頭ルーをレフトフライに打ち取ると、ここから凡退ショーがスタート。まずは打者9人を連続凡退に斬った。2巡目に入った4回。中国の先頭ルーはセフティバントで生き残ろうとしたが、これにも冷静に対応。自分の前に転がった打球をキャッチすると、打者走者を巧みに避ける送球でアウトを奪った。
4回も3者凡退に抑えると、5回先頭を二ゴロに打ち取って13者連続凡退。だが、続く5番のS・ヤンにカウント2-1から4球目速球をライト前に運ばれ、ノーヒットノーランは敗れた。二盗と二ゴロで走者を三塁に進めたが、最後はW・ワンを三ゴロに打ち取り、5回を67球で投げ終え、1安打無四球4奪三振無失点の“準パーフェクト投球”とした。
マウンド上で奮闘するバノスを、打線は4回に4点先制で援護。1次ラウンド1勝目に向け、順調な試合運びを見せている。
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フルカウント編集部●文 ext by Full-Count