2戦連発の侍4番・筒香、爆笑お立ち台で中田と熱い抱擁「世界一しかない」

アベック弾の5番とハグ…「あ、行ったんだ、という感じ」、無骨な問答で爆笑呼ぶ

 野球日本代表「侍ジャパン」は8日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド第2戦でオーストラリア(東京ドーム)と対戦。7回に中田の大会1号で勝ち越し、序盤から続いた接戦を4-1で制した。前日のキューバ戦に続く2連勝を飾った侍ジャパンは、1次ラウンド突破に大きく前進した。2戦連発の2ランを放った4番・筒香嘉智外野手(DeNA)は、アベック弾を放った中田翔内野手(日本ハム)とお立ち台で熱い抱擁を交わした。

 打の主役2人がヒーローインタビューに立つと、この日一番の歓声が降り注いだ。8回にダメ押しの2ランを放った筒香は無骨な答えで、笑いを誘った。

――打った瞬間の手応えは。

「行ったかな、という感じです」

――ダイヤモンドを一周している時は。

「あ、行ったんだ、という感じです」
 
――ホームに帰ってきた時は。

「うれしい、という感じです」

 それでも「なかなか点が取れなかったけど、菅野さんにいい投球をしていただいて、中田さんがホームランを打って、その流れで打つことができた」と隣にいる5番に感謝した。

 中田のホームランについて問われると「うれしいです」とポツリ。さらに、中田の顔を見てひと言を求められると「うれしいです」と声を張り上げ、がっちりと2人で抱擁した。

 小久保監督も「さすが日本の4番」と絶賛した25歳。「あさって中国戦があるので、いい準備がしたい。世界一しかない。そこに向けて頑張ります」と頼もしく言い切った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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