ロッテ2年目平沢、DeNA戦先発も5打数無安打&守備でもミス…課題残る結果に
守備でもエラー2つ、課題残る試合に
3月11日の東日本大震災から6年。被害地出身のロッテ2年目の平沢大河内野手は11日のDeNA戦で、4日の中日戦に続いてオープン戦2度目のスタメンだったが、反省ばかりが残った。
試合前には報道陣に囲まれ、「まだ復興していないですから。少しでも力になれれば。今日は1本は打ちたい」と被災地へ向けて、決意を語っていたが空回り。キャンプから中村、三木と遊撃の定位置争いをしており、9番・遊撃で出場したが、5打数無安打で2三振。おまけに一塁への悪送球あり、とどめは8回にDeNAのドラフト9位ルーキー佐野の平凡な内野フライをグラブに入れながら落球するお粗末なプレーもあった。
捕手のサインを出すタイミングを含めて、バッテリー間のテンポの悪さが野手に伝染したのか、「守りの面でおろそかな場面が多過ぎた。自分たちが置かれている位置がどういうところにあるのか、もうひとつ集中してやってもらいたい。若さが全体的になかった」と伊東監督も苦言を呈していた。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono