侍青木はWBCルールの被害者? 米メディアが併殺誤審指摘「リプレーあれば」

オランダ戦、延長10回1死満塁から二ゴロ併殺も「チャレンジが利用可能なら…」

 侍ジャパンは12日のWBC2次ラウンド(R)初戦・オランダ戦で延長11回の死闘の末に8-6という劇的な勝利を飾った。MLB公式サイトでは、4打数2安打2得点に加え、好守備を見せた青木宣親外野手(アストロズ)を「ヒーローになるよりもリーダーとなった」と評価。延長10回の1死満塁で痛恨の二ゴロ併殺に倒れたが、「リプレーがあれば勝ち越し打だった」と一塁塁審の誤審の被害者になった指摘している。

 侍ジャパンで唯一のメジャーリーガーとなった青木の働きは高く評価されている。

「ノリチカ・アオキは、オランダとの延長戦での8-6勝利ですべての中心に存在した。ベテラン外野手は4度出塁し、2得点。輝かしい守備を見せ、もしもビデオ判定でのチャレンジが利用可能ならば、10回の日本の決勝打となったかもしれなかった」

 記事では青木の働きを称賛。「ヒーローになる代わりに、35歳の外野手はオールラウンドの活躍で日本のリーダーたらしめている」と侍ジャパンの牽引ぶりを評価している。

「自分ができることは、すべての試合のどんな状況でも、何が必要か理解すること。アドバイスできることがあれば、そうするつもり」

 青木のリーダー役としての自覚を示すコメントを、記事では紹介している。

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