侍、4番・筒香が2打席連続同点タイムリー 平野がまた好救援で流れ変える

青木のニゴロで1点差、筒香のタイムリーで同点に追いつく

 野球日本代表「侍ジャパン」は14日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド第2戦でキューバ(東京ドーム)と対戦。2点を追う5回に4番・筒香嘉智外野手(DeNA)の2打席連続タイムリーなどで同点に追いついた。

 日本はこの回、今大会ラッキーボーイとなっている小林が先頭でレフト前ヒット。さらに、先頭打者弾、二塁打と2打席連続ヒットの1番山田はストレートの四球を選んだ。キューバはここで右腕バノスから左腕イエラにスイッチ。日本は菊池がきっちり送り、1死二、三塁とチャンスを広げた。

 続く青木は2球で追い込まれながら粘り、最後は8球目のスライダーを二塁に転がす。ニゴロに倒れたものの、小林が生還。1点差となり、山田も二塁から三塁へと進んだ。2死三塁で打席には4番・筒香。3回にもタイムリーを放っていた4番はセンター前に運び、2打席連続適時打。日本が同点に追いついた。

 日本はエース菅野が4回までに4失点。2点のリードを許して降板する苦しい展開となった。4回は打線も3者凡退と重い空気が流れたが、5回から登板した平野が3者凡退の快投。オランダ戦でも2番手で登板し、相手の勢いを止めていた右腕がまたしても流れを変え、反撃を呼び込んだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY