侍・菊池、時差ボケに元先輩・前田健から“辛辣”エール「サルだから大丈夫」
米初練習で広島時代の先輩・前田健から激励「久々の再会でリラックスできた」
野球日本代表「侍ジャパン」の菊池涼介内野手が18日(米国時間17日)、ドジャース・前田健太投手から“珍エール”を受けた。
チームはドジャースのキャンプ施設で米国入り後、初練習を行った。ここで15年まで共にプレーし、侍ジャパンの激励に訪れた前田と再会した。菊池は野性味あふれるルックスが特徴だが、まだ米国2日目で時差ボケで目が真っ赤。練習中に、マエケンから辛辣な? エールを受けたという。
「『おまえはサルだから大丈夫だろ』と言われました。(広島では)ずっとサルと呼ばれていたので。久々の再会でリラックスできましたね」
マエケンのエールはルックスからなのか、抜群の身体能力を生かした人間離れした守備力からなのか。かつては一緒にお立ち台に立ち、バナナをあげるギャグをかましたこともあり、菊池の発言は報道陣の笑いを誘った。
「とりあえず、時差ボケだけしっかり治るように。日本でやってきたプレーができるように準備したいです。自分らしく前向きにいくだけ。大きな大会でも緊張はしないし、やってやろうという気持ちはあるが、どこか冷静な自分がいる。それが自分らしいプレー」
元同僚のメジャーリーガーのユーモアたっぷりのエールを力に変える。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count