広島、レギュラー定着&開幕1軍目指す野手陣が猛アピール 22歳も豪快一発
層の厚さ目立った広島
レギュラー定着、開幕1軍を目指す広島の野手陣が19日の日本ハム戦でアピールした。
まずは1点リードの4回1死二塁から、「5番・左翼」で出場た松山竜平が右越えにオープン戦1号2ラン。4番候補が持ち味の長打力を見せると、6回には「8番・捕手」に入った會澤翼も左翼席へ3ラン。石原と正捕手の座を争う28歳が、こちらもセールスポイントの打撃力を発揮した。
7回には先頭の安部友裕が日本ハム・谷元の初球をとらえ、右越えにダメ押しのソロアーチ。ペーニャ、小窪らと三塁のレギュラーを争う27歳が、この日2本の長打と結果を残した。
そして8回には鈴木誠也と同期の22歳、美間優槻が、2ストライクと追い込まれながらも左翼席へ豪快な一発を運んだ。
主力3選手がWBC出場のためチームを離れている中で、中堅・若手が結果を残した。この日は9-3で勝利。連覇を狙う広島の層の厚さが目立った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count