侍J、準決勝アメリカ戦先発は菅野! 小久保監督「彼に託そうと思った」

猛暑のアリゾナから気温差20度のロサンゼルスで公式練習

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの優勝を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は20日(日本時間21日)、決勝ラウンドの舞台となるドジャースタジアム(米カリフォルニア州ロサンゼルス)で公式練習を行った。練習前に会見に臨んだ小久保裕紀監督は21日(同22日)準決勝アメリカ戦の先発について「菅野でいきます」と明言した。

 指揮官は「今日本で、選んでいる中で一番いい投手ということで彼に託そうと思った」と指名の理由を説明。対戦国のお膝元が舞台の“完全アウェー”での戦いとなるが「戦い自体は、勝機あるない関係なく勝つためにやるのが戦だと思うので、そのつもりでやります」と力強く話した。

 前日まで練習試合を2試合行ったアリゾナ州フェニックス近郊は、日中の気温が35度以上に達する猛暑だったが、この日のロサンゼルスは一転して曇り空、気温15度の肌寒い天気。午前10時から練習に臨んだ侍ジャパンの面々は、アメリカと対戦する準決勝を翌日に控えたほどよい緊張感と充実感漂う表情で最後の調整に臨み、決戦に向けて準備を整えた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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