1点を追う侍、松田の安打はビデオ判定で覆りアウトに 米国は継投に入る

米国先発ロアークは48球で降板、2番手ジョーンズが5回のマウンドへ

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの優勝を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は21日(日本時間22日)、ドジャースタジアムでの準決勝で米国と対戦。1点を追う5回に松田宣浩内野手(ソフトバンク)が一塁内野安打を放ったかに見えたが、ビデオ判定で覆りアウトに。チャンスを作ることはできなかった。

 この回、米国は先発ロアークから2番手の右腕ジョーンズに交代。ロアークは4回2安打1失点と好投しながら、わずか48球でマウンドに降りた。先頭で打席に立った松田が3球目を打つと、一塁へのボテボテのゴロに。米国はジョーンズと一塁手のホスマーが譲り合う形となり、最後はホスマーが処理してベースカバーに入ったジョーンズに送った。

 微妙なタイミングで、判定はセーフ。しかし、56秒のビデオ検証の結果、判定は覆りアウトに。後続の秋山、小林も倒れ、この回は3者凡退。日本の劣勢が続いている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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