田中将大、侍に「刺激を受けて」OP戦無失点継続 米国戦は「好ゲームでした」

「日本代表の皆さんお疲れ様でした!」

 オープン戦はここまで登板した全5試合で無失点投球を続けており、計18回2/3を投げ、6安打3四球で22奪三振と圧巻の内容。好調を維持しているが、この日のマウンドは特に気合が入っていたようだ。

 登板内容を報告したツイッターの後に、続けて「そして昨日の投球はWBC日本代表の試合翌日だったので、かなり刺激を受けた中での投球でした。アメリカとの試合は本当にどちらに勝ちが転んでもおかしくない好ゲームだったように僕は思います。日本代表の皆さんお疲れ様でした!」と綴っている。

 田中は09年の第2回WBCにチーム最年少で出場し、連覇に貢献。13年の第3回WBCはエースとして出場したが、今回と同じ準決勝敗退に終わっていた。08年の北京五輪にも出場しており、日の丸を背負って重圧の中で戦った選手たちの思いを誰よりも理解している。今回はあらゆる要素を考慮して出場辞退という苦渋の決断を下したが、侍たちの戦いには心を揺さぶられたようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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