ソフトB・サファテ、ノーノーリレー締めも「終わってから気づいたよ」

ブルペンで準備に集中「終わってから、ひょっとしてそうなんじゃないかと」

 25日、松坂大輔、五十嵐亮太、サファテの3人が広島を相手にノーヒットノーランリレーを完成させた。9回に登板して3人締めを演じたサファテは「シーズンでこういう試合ができればいいね」と笑顔を見せた。

 松坂が7回をノーヒット、2番手の五十嵐が8回を三者凡退に抑えた後、“ノーノーバトン”は守護神・サファテに託された。1死から下水流にライトポール際への大ファウルを打たれて苦笑いする場面もあったが、最後は安部をセンターフライに打ち取っての3人締め。

「松坂が投げている時からブルペンで準備をしていたので、ノーヒットに抑えていることは意識していなかったというか、終わってから『ひょっとしてそうなんじゃないか』って気づいたんだ。今日はオープン戦だから、シーズンでもこういう試合ができればいいね」

 オープン戦6試合の登板となったが、これで2セーブ目。26日の広島戦でも登板が予定されている。

「今日のピッチングは内容的にも満足している。明日また投げていい形で開幕を迎えたい」

 今シーズンは通算200セーブまで残り25セーブ、外国人投手の通算セーブ記録にも残り2セーブに迫っている鷹の守護神に、開幕に向けた不安はない。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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