“質&量”際立つ大阪桐蔭…選抜頂上決戦の両校はプロ野球でもスゴイ

選抜頂上決戦の大阪桐蔭と履正社、プロ野球でもOB選手が鎬削る

 大阪府高校同士の選抜高校野球決勝は雨で順延になった。

 甲子園の常連となり、優勝候補の一角に上げられるようになると、プロ野球選手も多数輩出するようになる。昔のPL学園高、横浜高のように、各チームの主力クラスが同じ高校の先輩、後輩同士という例も珍しくなくなる。今日4月1日に選抜決勝で対戦する大阪桐蔭高、履正社高の両校も、甲子園の実績ができるとともに、プロで活躍する卒業生も増え、大勢力になりつつある。

 以下は大阪桐蔭高出身のプロ野球選手(現役のみ、年は卒業年度)。

中村剛也内野手(西武)2001年
岩田稔投手(関西大-阪神)2001年
西岡剛内野手(ロッテ、ツインズ、阪神)2002年
平田良介外野手(中日)2005年
中田翔内野手(日本ハム)2007年
岡田雅利捕手(大阪ガス-西武)2007年
浅村栄斗内野手(西武)2008年
江村直也捕手(ロッテ)2010年
西田直斗内野手(阪神)2011年
藤浪晋太郎投手(阪神)2012年
澤田圭佑投手(立教大-オリックス)2012年
森友哉捕手(西武)2013年
香月一也内野手(ロッテ)2014年
青柳昴樹外野手(DeNA)2015年
高山優希投手(日本ハム) 2016年

 中日の左腕エース今中慎二など、それ以前にも選手を輩出していたが、今は15人もの現役選手が活躍している。高卒すぐにプロ入り、即活躍という選手が多い。高校での完成度が高いのだ。

 また大阪桐蔭高は、全寮制のため広島出身の中田翔、江村直也や福岡県出身の香月一也など関西以外の地域の出身者もいる。

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