開幕戦でデビューのハムドラ2石井一に祝福「どんな形でも出られたのはプラス」

西武戦で代走で出場、「満員はすごいなと思いました」

 日本ハムのドラフト2位ルーキー・石井一成内野手がプロデビューから一夜明けた1日、両親や知人から祝福メッセージを受け取ったことを明かした。

 前夜3月31日西武戦(札幌ドーム)では、8回1死一、二塁の場面で一走・田中賢介内野手の代走として出場、最終回はそのまま二塁の守備に就いた。

「どんな形でも開幕戦に出られたことは自分にとってプラス。両親からは“おめでとう”ときたので“ありがとう”と返しました。(メッセージは)BSを見ている友人からもありました」と振り返った。

 作新学院高、早大で大舞台を踏んできたが、本拠地の4万1138人の観衆には圧倒されたという。「オープン戦も入っていましたが、満員はすごいなと思いました。スタメンで出て、日本一になるのは本当にすごいこと。そこを目指したい」と決意を新たにした。

 西武のルーキー・源田壮亮内野手が先発出場し、攻守で存在感を示したことも発奮材料になった。「先輩ですが、最初から出て活躍したのは、刺激になりました」。初々しいルーキーはプロとしての足跡を着実に刻んでいく。

【了】

石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa

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