広島が延長10回サヨナラ、5時間24分&両軍計28四死球の“大乱戦”制し初勝利

阪神はミスミス計4失策でサヨナラ負け

 広島が1日の本拠地阪神戦で9-8とサヨナラ勝ちし、今季初勝利を挙げた。8-8の延長10回に安部のサヨナラ内野安打が飛び出し、5時間24分の乱戦を制した。

 この日先発したプロ2年目の岡田が初回、4安打、2四球で4失点の立ち上がり。その裏に丸の3ランで1点差に詰め寄ったが、岡田は2回にも3四球と安定せず、2失点を喫した。

 それでも5回に鈴木が2ランを放つと、6回に再び2点を奪われたが、その裏に會澤のタイムリー、丸の犠飛で2得点。続く7回には1死満塁から會澤の押し出し四球で同点に追いついた。

 そして迎えた10回、阪神8番手ドリスからエルドレッドが左前打で出塁。続く下水流の打席でドリスが一塁悪送球で代走・上本が二塁に進む。さらに、下水流の遊ゴロを今度は糸原が一塁に悪送球。2失策で1死二、三塁となり、安部が二塁に強烈なゴロ。大和が横っ飛びで打球を掴み、本塁に送球したものの、上本が一足早く滑り込んだ。

 両チーム合わせて28四死球という乱戦になったが、10回の守備も含めて4失策が出た阪神が最後は屈した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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