先発再転向のロッテ西野が粘投、4失点も「すごく悪かったとは思わない」
味方のミスも絡んで4失点も粘りの投球
ロッテの西野勇士投手が、4年ぶりの先発マウンドとなった1日のソフトバンク戦で及第点の投球を見せた。6回7安打、味方のミスもあって4失点を喫したものの、粘りの投球を披露。「何球か甘い球はあったけど、それ以外は自分のバランスで投げられた。初回は緊張したけど、そこからはしっかり投げられた」と振り返った。
初回に奪われた先制点もミス絡み。4回も、無死満塁で遊撃の中村が二塁へ悪送球したことで2点を加えられた。チームを今季初勝利に導くことはできなかったが、「(スタミナは)全然大丈夫でした。ゲームは作れたし、無死満塁も最少失点で抑えられた。すごく悪かったとは思わない」と手応えをつかんだようだ。
昨季までは守護神を務め、今季から先発に再転向した右腕。13年10月3日の楽天戦以来の先発登板だった右腕について、伊東勤監督も「西野はまずまずなんじゃないですかね」と評価していた。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani