田中将大が今季MLB最初の試合登板へ “3度目の正直”で開幕白星つかめるか

過去開幕戦2登板は0勝1敗、いずれも被弾でQSもならず

 ヤンキースの田中将大投手が間もなく自身メジャー3度目となる開幕戦のマウンドに上がる。チームは2日(日本時間3日午前2時10分~)に敵地レイズ戦と対戦。今季のメジャーで最初のゲームとなる一戦で、右腕は3年連続となる開幕投手を務める。

 田中はメジャー2年目の2015年に初めて大役を務めたが、本拠地ブルージェイズ戦で4回5安打5失点(自責4)で降板。黒星スタートとなった。続く2016年も開幕の本拠地アストロズ戦の先発を任されたが、6回途中4安打2失点で降板。この時は、勝敗はつかなかった。

 ここまでの開幕戦2試合はいずれも被弾。クオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)も達成できていない。ただ、今季は開幕前のオープン戦で6登板で3勝1敗、防御率0.38と圧巻の成績を残しており、これまで以上に期待は大きい。球団公式サイトでもロスチャイルド投手コーチが「彼はマウンド上で何をするべきか知っている。それは、我々が彼に望むことだ」と信頼を寄せている。

 現地メディアの間でサイ・ヤング賞候補にも挙げられるなど大きな注目を浴びる右腕は“3度目の正直”で開幕戦白星をつかめるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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