「4月2日はイチロー初ヒット記念日」 シアトル紙が回顧、今月末に凱旋へ

4月17~19日に敵地マリナーズ戦、マーリンズ移籍後初のシアトル凱旋

 マーリンズのイチロー外野手は今季メジャー17年目のシーズンを迎える。2001年にオリックスからポスティングシステム(入札制度)でマリナーズに入団した安打製造機は、4月2日の開幕戦でメジャー初ヒットをマーク。マリナーズの地元シアトルのメディアは4月2日を「イチローメジャー初ヒット記念日」と回顧している。

 米地元紙「タコマ・ニュース・トリビューン」では、背番号51のアメリカでの記念すべき第一歩を振り返っている。

「16年前の日曜日、2001年4月2日はイチロー・スズキがオークランドのT・J・マシューズから7回に先頭打者ヒットを放ち、メジャー初ヒットを記録した日だ」

 このように、イチローのメジャー初安打を改めて紹介。アスレチックスとの開幕戦に「1番・ライト」で先発したイチローは第4打席にセンター前に初安打。そして、続く5打席目にはバントで内野安打を記録し、“マルチデビュー”を飾っていた。

「イチローは通算3030安打とともに43歳で今シーズンに突入する。そのうち11シーズンはマリナーズで2533安打を放っている。彼は今月、セーフコフィールドに帰還する。4月17日から19日にマイアミ(マーリンズ)との3連戦が行われる。最終日にはスズキのボブルヘッド人形もプレゼントされる」

 ナ・リーグのマーリンズに2015年シーズンに移籍後、今季が初の古巣凱旋。当然、メジャー30人目の3000本安打を達成してから初めてセーフコ・フィールドでプレーすることになる。数々の伝説を残したシアトルで、どんな歓待を受けるのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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