藤浪の死球きっかけにヤクルトと阪神が大乱闘 バレと矢野コーチが退場
畠山の肩付近に投球が当たり、両軍飛び出す乱闘に
4日の阪神-ヤクルト戦で乱闘騒ぎがあり、ウラディミール・バレンティン外野手と矢野燿大バッテリーコーチが退場処分となった。
ヤクルト2点リードで迎えた5回無死一塁。畠山への2ボールからの3球目。阪神藤浪の142キロの直球が左肩付近に当たった。藤浪はこれがこの試合9四死球目。抜け球も多く、制球の乱れが目立っていた。
ボールが当たった後に倒れ込んだ畠山は、起き上がると何事かつぶやきながら、藤浪の方へ向かう。両軍ベンチから選手が飛び出し、ホームベース付近でもみ合いになった。途中、ヤクルト・バレンティンが阪神・矢野コーチを引き倒すと、矢野コーチがすぐに立ち上がり、バレンティンに飛びかかる場面もあった。阪神・金本監督も怒りの表情を見せた。
騒動が収まった後、手を出したバレンティンと矢野コーチが退場処分に。両軍に警告が与えられた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count