バレ特大弾→乱闘退場も燕2連勝、新助っ人ブキャナン来日初勝利 阪神3連敗

ブキャナンが8回1失点の好投

 ヤクルトが4日の敵地・阪神戦で3-1と競り勝ち、2連勝を飾った。新外国人選手のブキャナンが8回116球を投げ、5安打5奪三振1失点で来日初勝利。主砲バレンティンも藤浪から超特大の今季初本塁打を放つなど、助っ人が投打でチームを牽引した。

 初回、雄平のタイムリーで先制。迎えた3回だった。先頭で打席に入ったバレンティンが1ボールから藤原の内角への直球を振り抜き、センター左の5階席に運んだ。オランダ代表で出場したWBCで本塁打、打点の2冠に輝いたパワーを見せつけた。

 しかし直後にはアクシデントが発生。2点リードで迎えた5回無死一塁。打席に立った畠山の左肩付近に藤浪の142キロの直球が当たった。これをきっかけに両軍ベンチから選手が飛び出し、ホームベース付近でもみ合いに。途中、バレンティンが阪神・矢野コーチを引き倒すと、矢野コーチがすぐに立ち上がり、バレンティンに飛びかかる場面も。これでバレンティンと矢野コーチが退場処分となった。

 それでもこの日先発したブキャナンが好投。8回まで6回の糸井のソロ弾の1点のみに抑えた。8回には打線が1点を追加。9回を秋吉が締めて2連勝をマークした。一方、阪神はこれで開幕戦白星後、3連敗となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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