広島野村、今季初先発でチーム3連勝導く好投&プロ50勝目 中日は開幕4連敗

2回には平田の打球が左足を直撃するアクシデントも

 広島の野村祐輔投手が4日の中日戦で7回4安打1失点と好投。昨季の最多勝投手が今季初登板で通算50勝目を挙げた。110試合目の登板で50勝到達は球団史上最速の記録。7-1で勝利したチームは3連勝となった。

 初回無死三塁のピンチを背負ったが、荒木をカットボールで遊ゴロ。ゲレ-ロを外のスライダーで見逃し三振。ビシエドをインサイドのシュートで遊ゴロと、多彩な変化球で中日の上位打線を打ち取りピンチを脱出した。

 2回は先頭の平田の打球が左足を直撃。ベンチに戻って治療を受けるシーンもあり、1死一、二塁のピンチを招いたが杉山をカーブで投ゴロ併殺に仕留めた。

 3回は先頭の溝脇にプロ初本塁打を浴びたが、尻上がりに調子を上げて失点はこの1点だけ。5回以降は無安打に抑えた。

 黒田博樹が抜け大黒柱へと成長が期待される今シーズン。ナゴヤドームは過去8試合の登板で1勝4敗と苦手としていたが、それを感じさせない堂々とした投球だった。これで広島は3連勝、中日は開幕4連敗となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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