岩隈久志&前田健太が5日に登場 田中&ダルが逃した初登板初勝利つかめるか

ともにチーム2番手で登板

 マリナーズの岩隈久志投手とドジャースの前田健太投手が4日(日本時間5日)に今季初登板に臨む。ともにチーム2番手で登場。岩隈は敵地でアストロズ、前田は本拠地でパドレス相手に先発する見通し。開幕投手を務めたヤンキースの田中将大、レンジャーズのダルビッシュ有両投手が白星を逃しており、勝てば今季日本人投手初勝利となる。

 メジャー6年目を迎える岩隈はオープン戦6登板で1勝1敗、防御率7.13と課題を残したが、首脳陣からの信頼は厚い。昨季防御率は自己ワーストの4.12だったものの、自己最多の16勝をマーク。今季はメジャー1000投球回(現在852回2/3)も視界に捉えており、シーズンを通して先発ローテを支える活躍が期待される。マリナーズはエース右腕ヘルナンデスで初戦を落としており、岩隈で巻き返したいところだ。

 一方、メジャー2年目を迎える前田はオープン戦で5登板で2勝1敗、防御率3.00。最後の登板となった3月30日(同31日)のエンゼルス戦では3回無安打無失点、4奪三振と好投を見せた。メジャー1年目の昨季は16勝11敗、防御率3.48と上々のスタートを切っており、さらなる飛躍が期待される。ドジャースはメジャー最強左腕カーショーが登板した開幕戦でパドレスに14-3で大勝。前田も好投すれば、チームの勢いも増す。

 日本人先発投手はメジャーでも屈指の実力者が揃うが、田中、ダルビッシュが白星スタートを逃した。田中はレイズとの開幕戦で3回途中8安打7失点とまさかの大炎上。ダルビッシュもインディアンスに7回途中で4失点し、勝敗はつかなかった。岩隈、前田ともに勝てば、今季の日本人投手白星一番乗り。チームを勝利に導く好投が期待される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY