広島岡田が9回途中1失点の快投 147球で今季初勝利で巨人と同率首位へ
プロ初完封目前も9回1死で降板、打線は2回に重盗などで2点
広島は8日、本拠地でのヤクルト戦に2-1で勝利した。先発の2年目右腕・岡田が9回途中まで1失点の快投で、チームを巨人と同率首位へ導いた。
昨季4勝の右腕が躍動した。ヤクルト打線を相手に3度の3者凡退。二塁を踏ませたのも5回と9回の2度だけ。地元ファンの前で堂々たる投球を披露した。9回1死から畠山に中越え二塁打、続く中村に四球を与えたところで降板。ジャクソンが1死満塁とした後、代打・鵜久森にレフトへタイムリーを運ばれて1点を失ったが、2-1で辛くも逃げ切り勝ち。岡田はプロ初完封こそ逃したが、今季初勝利を手に入れた。
打線は2回、2死一、三塁から安部と新井の重盗で先制点を挙げた。一塁走者の安部が二塁へスタートを切ると、その間に三塁走者だった新井が悠々と本盗に成功。なおも2死二塁から石原がライトへ適時打を放ち、2点を挙げた。
今季開幕は黒星スタートとなった広島だが、これで5日の1分けを挟む6連勝。この日の阪神戦が悪天候でノーゲームとなった巨人に同率で並ぶ首位に躍り出た。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count