マーリンズの球団売却商談が進行中 今季中の売却も? サムソン社長示唆

米経済紙「フォーブス」は資産価値を約1023億円と試算

 近年はプレーオフに進出できず、昨季終了直前にはエース右腕フェルナンデスをボート事故で失った。一方で球団の資産価値は上がり、買収に興味を抱く人物が増えている。こういったさまざまな要素が絡み合い、オーリア氏は以前にも増して球団売却に大きく傾いているそうだ。

 ローリア氏の希望売却額は16億ドル(約1742億円)と伝えられているが、米経済誌「フォーブス」が発表した恒例のMLB球団資産価値ランクでは、マーリンズは30球団中25位の9億4000万ドル(約1023億円)と査定された。これについてサムソン社長は「本当の数字を知らない人たちがはじき出した机上の空論だ」と一蹴し、今後の展開を見守る姿勢を示したという。

 今年7月には新球場となって初めてのオールスターが開催されるマイアミ。今年は話題の多い一年になりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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