5戦連続零封の上原浩治が投球“解説” スプリット「まだしっくりきてない」

5戦連続零封も慢心なし「気合い入れて頑張ります」

 13日(日本時間14日)の本拠地ドジャース戦で1回無失点の好投を見せたカブスの上原浩治投手が自身のブログでこの日の投球を解説し、「今まで投げた中では、今回のスプリットが一番良かったけど、まだしっくりきてない」と振り返っている。

 4点リードで迎えた8回に3番手でマウンドに上がった右腕は先頭の2番シーガーを空振り三振、続く3番ターナーを中飛に仕留めた。4番プイグの左前安打の後にはトールスを二ゴロに打ち取り、無失点で抑え、4-0の勝利につなげた。

 新天地で開幕から5試合連続無失点と好投を続けている右腕はシーガーの空振り三振、トールスの二ゴロでスプリットを投じたことを振り返りつつ、「今まで投げた中では、今回のスプリットが一番良かったけど、まだしっくりきてない。左肩が早く開いてしまってるのか、腕の位置が少し低いのか…。たぶん、どちらかだとは思うんだけどなぁ」と綴っている。

 また、「今日から4日間のデーゲーム。こんなこと初めてかもね」と綴り、「(デーゲームが)苦手って言っても結果を出さないと弾き出されるだけだし、気合い入れて頑張ります」と、王者カブスの厳しい環境を滲ませている。

 結果を残しても慢心した様子を見せないベテラン右腕。レッドソックスに所属した昨季終盤からここまで20試合連続で無失点を続けており、カブスにとっても貴重な戦力となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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